パートとして働く主婦たち
昔の日本では、結婚した女の人は家で家事をする「主婦」となるのが当たり前でしたよね。しかし、近年「パート」さんとして働く主婦の方が増えているようです。不景気の影響か、夫の給料だけでは生活が苦しい場合や、子供の教育費を稼ぐために働いている人など、その理由は様々です。しかし、パートとして働く主婦のお給料が生活の支えの一部となっているのは間違いありません。とはいえ、小さい子供がいる方が外で働くのは、まだまだむずかしい状況です。保育園が足りない、保育園に入ることができても急な病気の時には預かってもらう場所が無いなど、お母さんたちにとっては厳しい状況は変わりありません。それでも何とかやりくりして外で頑張って働いているお母さんは多いです。
パートを雇う企業側としても主婦の方はありがたい存在となっているようです。例えば、24時間営業のファーストフードやコンビニなどでは、日中は主婦のパートさんにメインに働いてもらい、深夜帯は学生さんに働いてもらうなど、しっかりと分けて採用している場合も多いです。また、子供がいる主婦の方は学校の夏休みや冬休みの間はシフトを減らし、代わりに長期休みの大学生などがシフトを増やして日中も働いたりと、お互いの生活を尊重したシフト作りをしているようです。今後もパート勤めをする主婦の方はどんどん増えていくと思われますので、より働きやすい環境が整っていくことを期待しています。